<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2007年10月22日

床合板のクギの止め方 住宅の性能を守るために

yuka1



ワッフルスラブを構成する床合板ですが、施工方法にキマリがあります

yuka2



いまや住宅建材でメジャーな存在の、とっても厚い床構造用合板です
28ミリ厚さのものを使っています
地震や台風時の思いもかけない大きな力に抵抗するために、使用するクギの規格や打ち込み間隔もきめられています


私たち現場マンは職人さんの指導がだいじな仕事です
職人さんに工事をの要領を説明をします

でも、職人さんも人間です
カンちがいしたり間違えることもあります
だからといって、そんなことしていたのではちゃんとした現場になりませんし、やり直しをしていると無駄な時間を使ってしまいます

どうしたらいいでしょうか?

yuka3



床合板は建て方の時に作業のヒトが並べていきますが、建て方時は時間が限られていますので仮ならべまでです
後日担当の大工さんが等間隔でクギ止めしていきます

yuka4



そこで・・・・・

建て方作業のヒトが合板をならべたらマーカーでクギの種類と間隔を書いておきます
後日現場に行ってみると・・・・・

yuka5



ホラ、ちゃんとやってありますよね!

マーカーで書くところは、玄関やリビングの真ん中、2階なら階段を上がってスグのところなどなるべく目立つところに数か所書いておきます
これで大工さんのカンちがいを減らすことができます

yuka6



同じように筋かい固定金物もネジどめ位置を説明書のとおりに書いておきます
これで大工さんのまちがいはなくなります


コメント下さい。ニックネームでどうぞ!。メアドいりません
※コメントの表示は半日から1日あとになります

エスアイユー常陽では現場を公開しています。安全のためスタッフといっしょにご見学下さい
詳細はコチラ

にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ←ランキングサイトに参加しています。この記事をおもしろいと思ったらクリックをお願いします!

投稿者:シンat 16:13| ■ゲンバのカンどころ! | コメント(7) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.bgstation.jp/util/tb.php?us_no=363&bl_id=334&et_id=9700

◆この記事へのコメント:

監督さんって口頭指示だけかと思ってました。
細かく・分かりやすく指示してるんですね。
大変そうだけど、安心しました。

投稿者:青年A: at 2007/10/22 18:02

『ミスが無いように』の気配り、さすがです!!

投稿者:1$会員: at 2007/10/22 18:55

いつも楽しく拝見させてもらってます!!
平社員としてはこっそり勉強できるので助かってます(^^;
こう言った小さな気配りが大きな安心に変わっていくんですね。

投稿者:平社員: at 2007/10/22 22:12

平社員さんいらっしゃい!
これからもこっそりこっそりいきましょう、ね

投稿者:シン:URL at 2007/10/22 22:28

監督さんの気配り素晴らしいですね!安心してお願いできます(^▽^)

投稿者:Mちゃん: at 2007/10/23 00:26

本当に細かいですね。でもそんな細かさが、家にとっては
大事なんですね。
それを指示する監督さんに仕事してもらっていれば
安心ですね。

投稿者:雪原: at 2007/10/23 10:00

段取りの絶妙さが良い仕事につながります。
まかせて安心な監督さんですね!

投稿者:あなご君: at 2007/10/23 22:26

※必須