その鉄筋つながっています! 鉄筋コンクリート基礎の巻き
どこの住宅も鉄筋入っていてあたりまえ
たくさん入っていてあたりまえ
なのですが・・・・
※注意!
鉄筋の切り口はたいへん鋭利で、うっかりさわるとケガをするおそれがあります
ゼッタイに現場の中への立入はおやめ下さい!
工事に関する法律やきまりはたくさんありますが
あまり大きいものや長いものは「道路運送法」でかんたんに運べないことになっています
また、あまりに重いものや長いものは現場で持ち運びもできませんからね
つくるのは人間ですから・・・・
そういうことですから
鉄筋は途中でかならず継ぎ手を設けます
家の大きさの鉄筋を継ぎ手なしでつくることは不可能です
最近は工場で溶接され仮組みされたユニット鉄筋が主流です
品質にばらつきがなく仕上がりもキレイ、作業も短時間ですみます
それを現場で一本一本重ねて結束線(なまし鉄線)でしばって組み立てて
「鉄筋コンクリート」の鉄筋
にします
鉄筋コンクリートは一体であることが原則です
(写真 直線部D13 60センチ重ねています)
その重ね継ぎ手の長さですが、ちゃんときまりがあります
一般には
「 建築工事標準仕様書 JASS 日本建築学会」
の基準を下回らないようにしていますが、実は社内の基準はもう少しきびしいです
JASSでは鉄筋を重ねて継ぎ合わせる場合、鉄筋径の40倍を重ねあわせることになっています
10ミリ筋(異形鉄筋D10)なら400ミリ
13ミリ筋(同D13)なら・・・えっと・・・520ミリです
しかし建築物は現場で一棟一棟オーダーメイドでつくるわけです
大量生産の工業製品とちがってそれぞれ現場の条件が変わってきます
ですから施工には誤差が発生します
エスアイユー常陽では鉄筋の重ね継ぎ手を鉄筋径の45倍と規定しています
誤差で重ね継ぎ手が短くなることを防止しています
(写真 コーナー部D13 60センチ重ねています)
D10なら450ミリ以上
D13なら585ミリ以上です
エスアイユー常陽ではリンクにもありますように、全棟JIOこと
日本住宅保証検査機構の検査を受けています
JIOにつきましてはまたの機会に書きたいと思っています
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エスアイユー常陽では現場を公開しています。安全のためスタッフといっしょにご見学下さい
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投稿者:シンat 14:03| ■ゲンバのカンどころ! | コメント(0) | トラックバック(0)