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2007年11月12日

きちんとかぶって安全安心? コンクリートのかぶり厚の巻

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現場入場時にはヘルメットをかぶります
基本中の基本です

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鉄筋コンクリートの基礎では鉄筋に対する
「かぶり」が重要です
せっかくの鉄筋がさびてしまっては台無しです

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JASSでは鉄筋に対してどれだけコンクリートがかぶっていなければならないか規定があります
「基礎の土に接する部分」については60ミリです
また「土に接しない耐圧床版」については40ミリとなっています

旧住宅公庫の仕様ですと、基礎コンクリートの幅は120ミリあればOKになっています
コンクリートは圧縮力を負担しますので、土台や柱の幅分だけ厚みがあれば強度的に問題はないのですが・・・

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でも実際に120ミリ幅の基礎でつくってしまうと・・・・

120−10−13−60=37

内側の37ミリでは基準を下回ってしまいます

実際には鉄筋は直角に曲がるわけでもなく、重ね継ぎ手部分では2本、3本になってしまったりします

また、施工誤差も考慮にいれます
「土に接する部分」60ミリぎりぎりにつくるというのもかなりキビしいところです

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エスアイユー常陽では基礎立ち上がりの幅を150ミリと規定しています
30ミリも余裕がありますから鉄筋がたくさん入っても難なく基準をクリアーできます
外側にもう10ミリのかぶりを余分にしてもOKです

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次回に続きます・・・


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エスアイユー常陽では現場を公開しています。安全のためスタッフといっしょにご見学下さい
詳細はコチラ

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投稿者:シンat 15:59| ■ゲンバのカンどころ! | コメント(7) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

こんな所にも細かい仕様規定が・・・。
でも基礎って構造に次いで大切な所だからこれなら
安心ですね。
安心が一番だぁ〜!!

投稿者:雪原: at 2007/11/12 16:31

見た目も大切ですが‥基礎が一番ですよね!これならホント安心ですね!ん〜また勉強になりました(^□^)

投稿者:ぷ−ちゃん: at 2007/11/12 18:10

納得・納得
確かに安心です!
でも基礎の時でもヘルメットってかぶるもんなんですね。
徹底されてます・・・別の意味で安心です。

投稿者:青年A: at 2007/11/13 12:04

今回ヒロシは?

投稿者:1$会員: at 2007/11/15 19:27

1$会員さん!後ろ姿もりりしいヒロシをお忘れですか?
しかもそのヘルメットには!・・・・・

投稿者:シン:URL at 2007/11/16 17:37

おお!もしやこのアイフルホームのヘルメットをかぶった人が・・・

投稿者:1$会員: at 2007/11/19 12:35

オトコは黙って・・・

投稿者:シン:URL at 2007/11/20 12:38

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