職人さんの西洋建築 金沢編
ゴールデンウィークですから観光旅行といきますね(笑)
金沢のもう一つのシンボル
尾山神社神門です(国の重要文化財)
「ギヤマンのステンドグラス」
が斬新です
明治8年にできあがったものらしいのですが
一説によると・・・
加賀藩の大工津田吉之助によって建てられたとのことです
日本で最初の避雷針は金沢医学館の教師オランダ人ホルトマンの設計によるもので、建立当時から備えられているそうです
(諸説あります)
ちなみに吉之助の息子、津田米次郎は「津田式羽二重動力織機」の発明者です
絹織物の自動はた織り機ですね
また津田米次郎の弟子で甥の駒次郎というひとがいました
津田駒次郎ですね、津田、駒・・・・
さてさて、この竜宮城のような神門はなんとなく
「大工さんが考えた西洋建築」
という感じがしてたいへんエキゾチックです
当時は写真もなければインターネットもありませんでしたからアタマのなかの想像だけで西洋を夢見てつくったのではないでしょうか?
こういう建築は日本各地にありますね
清水建設の清水喜助(二代目)も
「築地ホテル」
などの「西洋建築」を手がけています
金沢市内にも以前は西洋建築っぽい和風建築がたくさんあったのですが、だんだん減ってきました
スクラップアンドビルドというやつで、これがワタシたちの仕事なのですが、なぜか釈然としないところもあります
豪華版の建築は残っていても、市井の西洋建築はあまり残っていません
気になっていた建物がある日更地の駐車場になってしまってびっくりしたことは一度や二度ではありません
日本ではなぜか古い建築を大事にしない傾向が強いようです
なくなる前に急ぐのだ!
連休は地元の裏通りを歩いてみてはいかがですか?
清水建設二百年史
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投稿者:シンat 18:48| ■ゲンバ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)