リニューアルオープン 玉虫厨子がやってきた!の巻
9月20日に石川県立美術館がリニューアルオープンしました
今回の大規模改装は老朽化と収蔵庫拡張などのためなのですが、館内は大幅にバリアフリー化されて見学がしやすくなりました
特別展は
「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」です
(10月24日まで)
今回の目玉は! なんと!
「国宝 玉虫厨子」(たまむしのずし)
です
(玉虫の寿司ではありません)
装飾に玉虫の羽根をつかってあることや、釈尊の伝説に基づく「捨身飼虎図」などで有名な
「日本最古の仏壇」です
ワタシは10数年前法隆寺の宝物殿で現物を拝ませていただいたことがありますが、今回は明るい県立美術館展示室での公開です
(法隆寺の宝物殿は照度をかなり落としてあるのでとっても暗いです)
なぜ建築屋のワタシが法隆寺、聖徳太子なのでしょうか?
ご存じの通り法隆寺は世界最古の木造建築物として名高いです
また、ワタシが建築のシゴトをしているのも、法隆寺の宮大工として有名な故・西岡常一棟梁の存在があってのことなのです
(お会いしたことはありませんが・・・)
また、聖徳太子は
「太子講」(タイシコウ)
という行事に代表されますが、職人さんの信仰をあつめていることでも有名です
寺院をたくさん建立したと言われていることや、大工さんが使う差し金(曲金)を考案した人物であるとも伝えられています
ざんねんながら展示品は撮影禁止です
みなさまご自身の目で数々の宝物をご堪能ください
・・・たくさんありますから体力がけっこういると思いますよ(笑)
七尾市出身の世界的パティシエ辻口博啓氏プロデュースのカフェ&ショップ
「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」
もエントランスにオープンしましたよ
女性のみなさまは必見です!
石川県立美術館
広島県 浄土寺さん 聖徳太子像の解説
西岡常一さん(宮大工棟梁)- Wikipedia
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投稿者:シンat 14:47| ■ゲンバ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)