防音しない防音シート コミック雑誌と防音シートなんていらない!の巻
ふたたび床合板のハナシに戻ります
エスアイユー常陽では
ワッフルスラブ で床を補強した上で
厚くて重い28ミリの床構造用合板 で床組を構成しています
また、下の階に振動が伝わりにくいようにゴムのクッションがついた
防震吊り木
で天井を吊っています
上の階でドタバタやっても振動が下まで伝わりにくいとお客さんに好評です
振動は止めましたが防音はどうしているかといいますと
階と階のあいだにもグラスウールを入れて吸音材としています
軟らかいグラスウールですから音がうまく減衰されます
大きなハリの成(せい)、ムク材に比べたわみの少ない集成材、28ミリ厚の構造用合板との相乗効果でバツグンの性能を発揮します!
ワッフルスラブを使うと床構造用合板の継ぎ目部にかならず小梁(ハリ)が来ます
ここもポイントです
最近の家は外部の気密が高いですから外の音が聞こえにくいかわりに、家の中の音が気になるようです
効果的な方法で家庭内平和(?)を保つようにしています
聞こえた方がいい、などというシンのようなお客さんは少ないです(笑)
なかでは2階フローリングと床合板のあいだに
「遮音シート、防音シート、防震シート」なるものを施工しているところがあるようですが、効果はいかほどでしょうか?
ゴムなどでできたシートは4ミリ程度のところが多いみたいです
でも薄いものに薄いものを重ねても効果は少ないです
エスアイユー常陽では合板は28ミリを使っていますが、24ミリ品を使っているところの方が多そうです
これは尺モジュール(ハリとハリの間隔が910ミリ)なら理解できますが
メーターモジュールだったらもうちょっと厚みがほしいところです
せめてワッフルスラブを採用してくれればいいのですが・・・
また、防音シートのジョイント部分は下地のある場所に来なければ意味がありません
ジョイント部分にはテープを貼るなどの処置もしなければならないのですがうまくできるのでしょうか?
防音工事ほどむずかしい工事はないと思います
スキマが出来るようではシートを施工しても効果が少なくなります
エスアイユー常陽では、今後とも手間ひまをかけた、ていねいな家づくりをめざしていきます
お客さんが投資されるコスト以上の性能を持つ住宅を提供していきたいと考えています
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投稿者:シンat 14:05| ■ゲンバのカンどころ! | コメント(2) | トラックバック(0)
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うーん
しっかりと対策とってあるんですね。
我が家は普通の足音も大音響です。
防音シートも進められたのですが、意味無さそうですね・・・
投稿者:青年A: at 2007/10/28 10:09
↑我が家も足音大音響です(_ _。)・・・
投稿者:hone: at 2007/10/29 20:20